お取り扱い方法

ジュエリーのお取り扱いについて

 
ジュエリーは、繊細に作られています。また、宝石や貴金属にはそれぞれの特性(個性)があります。取り扱いには、それぞれの特性を十分ご理解していただいた上で、身に着けられますようお願い致します。
 
よけいな力がかからないように
・ジュエリーは繊細にできています。過度な力や衝撃がかからないようご注意ください。
例えば、爪留めのリングなどは、衣服などが引っ掛かると、爪が開いて石が落ちてしまう場合があります。チェーンは引っ張れば切れてしまいます。また、ダイアなどは強い衝撃が加わると、割れる場合があります(へき開という性質を持つため)
 
使った後には必ずお手入れを
身に着ければ、かならず汚れていきます。こまめにお手入れを行いください。
例えば、皮脂・汗が残っていると、酸性のため、真珠などの表面が白濁(ぼける)します。また、ダイアなど、石の光沢を曇らせてしまいます。
 
着けたままにしない
着けたままにせず、ジュエリーとして使われるにふさわしい場面でお使い下さい。下記の場合には,はずすことをお勧めいたします。
 
入浴・温泉‥入浴剤・温泉の成分で変色する場合があります。
水仕事‥食器などで傷がついたり、洗剤で変質する場合があります。
就寝‥破損・紛失する場合があります。
 
保管はそれぞれに
ほかのジュエリーとぶつかったりすると、石に傷がついたり、欠けたりします。ひとつひとつ分けて保管してください。

絵の保存

 

油彩・水彩・版画の保存

◆直射日光は避ける
特に一定の時間だけ日光に当たっているのは要注意です。退色の原因になります。
蛍光灯に近いのも要注意、時おり絵を入れ替えるくらいの注意を!
◆高温、温度変化の激しい所は避ける
温度は画面の亀裂や黄変を引き起こし、また画面内部から乾いていない油が出てべた付く『涙漏れ現象』が出ます。
水彩は紙が焼けて黄変し、画面に精彩がなくなります。
◆高湿、湿度変化の大きい所は避ける
最も理想的な湿度は50%~60%。
高湿度はカビが生える原因、または絵全体にひずみが出て亀裂の原因になります。
水彩画には、絵の裏に和紙などを入れると湿度の調整に役立ちます。
◆埃、タバコ、昆虫を避ける
これらの絵の大敵を防止するには、ガラス額を入れることです。
絵の保存のためによい条件は、人間が快いと思った場所に置くことです。極端な暑さ寒さ、極端な乾湿を人間が嫌うように、絵も極端な環境の変化を嫌います。
 

額について

◆額のお手入れは乾拭きでお願いします。

 

毛皮の取り扱いについて

◆シーズン中のお手入れ
・天気の良い日に日陰に吊して、乾燥させましょう。
・ホコリやたたみ皺がつかないようにハンガーに掛けて湿気の無い風とおしのよい場所を選んで吊るしておきましょう。
・直射日光のあたる所や冷暖房機に近づけず、一定の湿度が保たれるところで保管しましょう。
・チリやホコリはブラシなどで落とし、裾を上(さかさまにした状態)にし、細い棒などで軽くたたきましょう。
・雨や雪に濡れた時は、軽く降って乾いたタオルで毛並みに沿って優しく拭いて自然に乾かしましょう。
 
◆シーズンオフのお手入れと保管
・着用後、4月末から5月初旬の天気の良い日を選び、細い棒で軽くたたきます。
・汚れが取れたら直射日光をさけ、陰干しして湿気を取ります。
・コート類は、毛皮用カバーをかぶせ、直接毛皮に触れないように防虫剤を添えてハンガーに吊るして保管しましょう。
・保管の際は、他の衣類で圧迫されないように、ゆとりを持って保管しましょう。
 
◆注意
・濡れた際、ドライヤーや暖房器具での急激な乾燥は毛皮を痛めます。
・ジュース類の食べこぼしは、乾いた布か少し湿ったタオルでよく拭き取り、毛皮専門のクリーニング店にご相談ください。
・毛皮は香水の匂いがついてしまうと、なかなか消えませんので、ご注意ください。
 

レザーの取り扱いについて

・簡単な汚れは、から拭きをこまめにしましょう。
・濡れてしまった際は、タオルなどでたたくように水分をとって、後は自然乾燥
(ドライヤーや暖房器具での急激な乾燥は皮を痛めます。)
・カビは、から拭きと、溝などを歯ブラシなどで丁寧に拭き取りましょう。
・ひどい汚れ、カビ、脱色にはレザーの取り扱いに信頼のおけるクリーニング店にご相談ください。
 

スーツの取り扱いについて

・日常の保管は、専用のハンガーに掛けて、通気性の良いカバーをかぶせて、吊るして保管しましょう。
・飲料水等の液体の汚れは、速やかに吸水性の良い物で、軽くたたくように吸い取ります。そして、早めにクリーニング店にご相談ください。
・長期保管の際はクリーニングの後、防虫剤と共にハンガーに掛けて、衣料用のカバーをかぶせて保管しましょう。